アメリカンギャングスター

見てきました。映画館にて。これはベトナムから麻薬を直接輸入するという方法で安価で純度の高い麻薬を売り、ビジネスの成功を収めたフランク・ルーカスと(デンゼル・ワシントン)と、フランクの作り出した麻薬「ブルー・マジック」の元締めを追うリッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)のふたりの男のおはなし。


これおもしろかった〜。男臭かったよ〜。ストーリーはずっとこの二人が対比されていくのが良い。「正直」すぎて仕事仲間からはのけものにされ、家庭もうまくいかないリッチーと、家族に愛されていて、ビジネスでは成功者なんだけどやってることはドラッグディーラー、というフランク。この二人を対比しながら話は進んでいって二人が対峙するときが近くなるともうドキドキで熱くなりました。男の子はまず好きでしょって感じの熱い二人のおはなしでした。ただ、ちょっと不満なのはフランクがもっとガンガン殴ったり銃を撃ったりするのかと思いきや以外とおとなしいのねーってかんじでした。あくまで二人の生き方を主眼においてました。でもおもしろいよ!映画館でみてよかった!たぶんテレビとかじゃ迫力がだいぶなくなっちゃうからねー。


CMを見てるときから麻薬組織のボスがデンゼル・ワシントンで、そいつを追う刑事がラッセル・クロウってのがハマってるなーと思ってたんだけど、本当にハマってたなー。これが違う人だったらあんまりおもしろくなかったかも。脇役もいろんな人が出ててみんな味を出してて良かったな。あと、RZA、コモン、T.I.なんかが出てましたよー。あと、フランクのライバルのニッキーがマイティ・モーみたいな顔でめちゃめちゃ恐かった。トコナXにも似てたな。