NITRO MICROPHONE UNDERGROUND「NITRO MICROPHONE UNDERGROUND」

NITRO MICROPHONE UNDERGROUND[Def Jam edition]

NITRO MICROPHONE UNDERGROUND[Def Jam edition]

★★★★★★★
ニトロのファーストアルバム。たぶんこれ日本で一番聴かれてる(いろんな人が繰り返し聴いている)アルバムなんじゃないかなって勝手に思ってます。ニトロでHIPHOPにハマった人も多いんでオススメします★なんかこのアルバムってこの人たちはラップしてんのが楽しくてしょーがない人達なんだなぁーってかんじ。ラップが好きでしょーがない人8人くらい集めたらこんなんなっちゃいましたってかんじで、いろいろ試してるのも面白い。特にDABOとMACKA-CHINは輝いてます。正直はじめて聴いたときは「なんか陰気くさいなー」って思ってたんだけど、繰り返し聴いてくと病みつきになってマネラップしてました。たぶんみんなしてます。トラックがかっこいいんだけどダークな感じだから最初は聴きづらいかもしれないけど物は試しですよ、奥さん。


で、僕が好きな曲は「3 ON THREE(三銃SHI*T)」「JUS'PLAYIN'」ですねー。「3 ON…」はDABO、SUIKENS-WORD(3イケメンズ!)が、はじゃいじゃってしょーがない曲。楽しげです。「JUS'PLAYIN'」はラップがうまいDABOとなさけない声が僕的にツボなXBSのタッグの曲。この二人って時点でイイんですが、トラックが音数が少ないシンプルなトラックなんでラップがハッキリ聴けちゃいます。この曲はヘッドフォンで聴くと最高です。このアルバムの僕的聴きどころパンチラインは「25の夜握る缶コーヒィー」「切ない気持ちのゴミ捨て場 夜になると開きたくなる扉」「貸っせマイカフォン!」「何がなんだか×3 さぁっぱりよ!」あたりっす。


はい!ここでこのころ僕が好きだったニトロのMCランキング発表します!誰もきいてないのはわかってます!
1DELI 2MACKA-CHIN 3DABO 4S-WORD 5XBS 6SUIKEN 7GORE-TEX 8BIGZAM
以上のようになりました。パチパチパチ。ちなみにソロで好きなのはDABO。


でー、ただ難点は歌詞カードがないこと。しかも歌詞の内容はサッパリ理解できません。なので「聴いても何言ってるかわかんないわ。やぁねぇ。」っていう奥さんもいらっしゃるかと思いますが、そこはナニも考えず、感じてください!ただ身を任せ(音に)ノっかちゃえば(音にね)楽しいと思います。


ニトロから聴きはじめるのはベタだけど、「HIPHOPに興味があるけれど何から聴いたらいいかわかんなーい」って人はニトロから聴きはじめるといいと思います。ニトロのメンバーをおぼえとけば2000年以降の作品はいろんなとこでフィーチャリングしてるし、ソロでもそれぞれアルバム何枚も出してるので、他の作品にも手を出しやすいと思いまーす。あと初心者にオススメできるのは8人がいろんな組み合わせで曲をやってること。(8人がそろう曲は2曲だけ。)こーゆーのってHIPHOP以外では珍しくて新鮮かなっておもいます。というわけで駄文おわり。

300

300 <スリーハンドレッド> (UMD-Video)

エレファントに続けて見ました。面白かった!!良かったよ〜これ。面白いに違いないと思って見たけど面白かった!これはスパルタの戦士300人が100万にもおよぶペルシア軍に立ち向かっていくというクレイジーなおっさん達のおはなし。見る前はリアルな時代背景とか説明されたらめんどくさいなーと思ってたんだけど、映画の途中からほとんどがバトルシーンなのが良かった。もっと戦え!どんどん敵でてこい!って思った。映画見てる途中で何回も「This is Sparta!!!」(これは名言)って叫びました。僕が好きなシーンは割と序盤で、戦士が敵をバッタバッタ倒してくのを横から撮ったシーン。盾でガツンッて敵を殴るとこは「かっこいい」って思わず言っちゃいました。あとスパルタの戦士がいつも「俺達は強いんだー!」って自己暗示をかけてたのが良かったな。結局、強い人(負けない、あるいは敵に戦いたくないと思わせる人)ってあーゆー人なんだと思った。あと僕がツボなのは敵のデザイン。敵のキャラクターとか衣装がいちいちマンガとかゲームみたいで敵が出てくるたびに、笑う。笑う。たぶんこの敵キャラを考えてた人たちそうとう楽しかったろうなー。「監督、次はどんな敵にします?」「そうだな、次は象だ!象でいこう。」「ははは!象っすか!いいっすね!でもさすがに象は人間じゃ勝てなくないすか?」「いいんだよ。勝てるよ。スパルタ軍なんだから。がははは!」みたいなノリだと思う。次回作を作るときはぜひ僕もその会議に参加したい。


この映画は映画館で見ておけばよかったなぁーと後悔してます。あ、でも映画館じゃ「This is Sparta!!!」って叫べないな。

エレファント

エレファント デラックス版 [DVD]

お家で見ました。DVDで。コロンバイン高校の銃撃事件を題材にした映画らしいです。銃撃事件はニュースで見ていたくらいで特別なにか知識があるわけではないけど、学校特有の閉塞感がありそうで、前から見たいなーと思ってたので見ました。ひとりで。僕が見たのはデラックス版と書いてあったんだけどデラックスじゃない版との違いは知りません。


僕が見た感想は素直に良かったです。特別気に入った!ってわけじゃあないけど良かったな。まず出てくる服とか部屋がいちいちオシャレで気になった。アメリカにはこんなオシャレ高校があるのかーっと思った。僕の通っていた高校の教室は、床が木でできていた。登場人物の後ろをひたすらついていくカメラワークもその人物になりきる感覚になって良かった。特典のインタビューでインビュアーの人が「あのカメラワークは感情移入しにくいよ」って言ってたんだけど、僕はそんなことなかったよ。あと後半、ふたりがゲーム感覚でパンパンやってくのが良かったです。めちゃめちゃ残虐な感情が映されてるんじゃなくて、ただ単にパンパンやってくとこを映してるのが良かったな。結末も良かった。見てる途中で「こんな結末だったらヤだな〜」って思ってた結末がなくて良かった。(今気づいたけどなるべくネタバレしないように映画の感想書くのってむずかしいな。)他の結末も一応撮っていたらしくて結局いれなかったって話をDVD特典の監督へのインタビューで言ってました。よくやったガス・ヴァン・サント!と思った。

CHECK IT

今日は僕がブックマークしてるサイトについて話してみたくなりました。突然。


まずBlack Fileについて。
これはスペースシャワーの番組のサイトなんですが、コーナーの一部が見れます。僕は第三会議室が大好きなんだけど、インタビューも見てほしいです。特にDABOとD.O.はとても素晴らしいので見てほしい。D.O.のインタビューは見たときに熱いものがこみあげてうるっときた。そういえば、このサイトとは関係ないけど、いろんな雑誌とかのインタビューを読んでいてRYUZOは信頼できる男だと思った。というのをおもいだした。


次にヒップホップ☆チェキッ!について。
このホームページをチェックし始めたのは2002年か2003年。当時、HIPHOPっておもしれ〜っっ大好き〜っって感じになってた僕はHIPHOPに関する掲示板とかHPとかを探していたんだけど、どこいっても「あれはHIPHOPじゃない。HIPHOPはこうだ!」とか「あれはポップだからダメ。」とかしょーもない[HIPHOPとは何か?論議]をしていて、(でも僕もそういう時期があった。)ロクなサイトがないなーっと思ってたとこでヒップホップ☆チェキッ!を見つけました。見つけたときは、あーおれが好きなHIPHOPってこういう感じなんだよ〜って謎の共感をして夢中になってました。現在は残念ながら閉鎖に向かってるみたいですが今でも応援してるHPです。日本のHIPHOP MUSICが好きなひとは一度はのぞいてほしいHPです。

RHYMESTER「ウワサの真相」

ウワサの真相

ウワサの真相

★★★★★★
ライムスターのアルバム。このアルバムからライムスターはメジャーレーベルに移ったらしいです。このアルバムは初心者にオススメ☆聴きやすいしおもしろい。音楽でおもしろいってなんか変だけど、このアルバムはおもしろい。


で、このアルバムで好きなのは、まずイントロ。「勝算(オッズ)」ってタイトルで、MCふたりがアカペラでラップしてます。僕は仰々しいトラックが延々と流れる、みたいなイントロが嫌いだったんでライムスターのアルバムは毎回おもしろいな、と思ってしまう。で、続く「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」は楽しげな曲なんだけど、どうしても好きになれない。説明できない好きになれなさがあります。あの曲は。で、「ウワサの真相」って曲はわかりやすくかっこいいね。珍しく、ふたりともストレートに毒づいてるなぁって思います。MUMMY-Dの「知ったかぶったブスとカスどもが有り難がるミスターアブストラクト」ってとこにヤラれちゃいました。「Walk On -Hey,DJ JIN Pt.2-」もいいね。トラックがなんか宇宙っぽい。吸い込まれるかんじ。テーマがなんかアメリカのHIPHOPっぽい。この曲を聴くといつもRUN DMCを思い出します。で、最後に「パート3でまた会おう」って言ってるんだけどいつパート3が聴けるんだろう。この曲を聴いて以来ずっとパート3を楽しみにしてるんだけど、でるんだろーか。僕はライムスターのアルバムがでる度にパート3入ってないかな、と期待してしまう。でー、このアルバムで僕が好きなのは、「プリズナーNo.1,2,3」と「グッド・オールド・デイズ」。「プリズナーNo.1,2,3」は三つの自由についてラップしていて、おもしろい。初めてきいた時はなんかいろいろ考えました。で、「グッド・オールド・デイズ」は「昔は良かったなぁ」って言う人を皮肉った曲で、かなりスキ。音楽以外でもこういう皮肉った表現のしかたが僕はすきです。トラックもなんかふざけたかんじっていうか、力が抜けるようなかんじでスキ。でも最後の最後に皮肉った視点から主観の視点になってて(←すごく表現がヘタだけど他に言い方が思いつかなかった)、今のライムスターならこの部分はなかったかな、と思う。なんとなく。


このアルバムは曲ごとに色んなトピックがあってシングル集みたいなかんじ。HIPHOPに興味がない人にもオススメしたい1枚です。

俺の言い分

なんかタイトルはエラそうなかんじだけど気にしないでください。「ねー。ちょっときいて。」ってことです。決して僕は世相を斬ったりしません。


で、突然なんだけど、しょこたんについて。中川翔子さんね。あ、先に言っときますけど熱狂的なファンとかじゃないです。だからきいて。僕はしょこたんがなんでもっと売れないんだろーって思ってる。いや、売れてるよね。僕なんかに言われなくても売れてますよね。でもねー、もっとゴールデン番組とかに出て、ガンガン話題の人になってもいいと思うんだよね。だってかわいいもの。理由はかわいいから。しょこたんぶろぐを見てそう思った。みなさんも見てみたらいいと思う。極端にかわいいから。(あ、でも僕はしょこたんぶろぐで写真しかほとんど見てない。そのくせ偉そうなこと言いはじめちゃってごめんなさい。) でもテレビで見るとかわいさが2割減してる。なんでだろ。でー、売れたらいいと思う他の理由は、しょこたんは話し方がちゃんとしてると思う。これは面白い話し方ができるっていう意味ではなくて、礼儀とかそういう意味でちゃんとしてると思う。ここが最近流行りのバカっぽくておもしろーいって感じの女の子タレントさん達と違うところだと思う。あ、なんか言葉がトゲトゲしかったけど、天然発言とかしておもしろーいって感じの女の子ってのは、一つの才能だと思うので一応フォロー。

あと、理由みっつめ。しょこたんは同姓に好かれるタイプの女性タレントだと思うんだよね。女性芸能人にとってこれはけっこう重要だと思う。女性に好かれる女性は生き残ってくと思う。YOU然り、久本雅美然り、安室奈美恵然り、aiko然り。あとたぶん篠原涼子も、しかってると思う。特に安室奈美恵のことをかわいいって言わない女の子には会ったことがないよ。「自分のタイプじゃない」とか「曲は好きじゃない」って人はいるかもしれないけど、安室奈美恵のことをかわいくないって言う女の子はたぶん日本にはいない。無敵だよ、安室奈美恵


んでー、なんでもっとガツッと売れないんだろって考えてみたんだけどよくわかんないね。でもたぶんオタクって要素が何らかの原因かなって思う。電車男のあと、オタクとか、秋葉原って言葉がブーム化して、いまはそのブームが落ち着いちゃった感じ。なんかそこで、しょこたんが、落ち着いちゃったブームに乗っかったみたいな感じになってんのかなって思うんだよね。実際はそんなことないんだろーけど。なんか潜在意識的に。的なかんじで。あーだめだ。話がいっこうにまとまらん。


まーとにかく、しょこたんぶろぐの毎日の閲覧(画像のチェックだけでも可)を国民の義務にして、日本の男子女子が皆、しょこたんってかわいいなーって思うことによってしょこたんはもっと売れたらいいと思う。

DABO「HITMAN」

HITMAN

HITMAN

★★★★★★★★
フダツキーさんのセカンドです。このアルバム好きだな〜。DABOのアルバムの中で一番好き。でもあんまり人気ないっぽいです。このアルバム。なんでだろな。イントロとアウトロのせいかな。あれはたしかにイケてない。でもソコも含めていいよ。CDのジャケットも今のオシャレDABOじゃないとこがイイな。「スピーカーにTバック」って曲があったり、パワーパフガールズが歌詞に出てきたりすんのがいいのよ。「Bigman!」って曲の内容とか笑うでしょ。イイね。このアルバム聞いてるとDABOってラップうまいなーって思うよ。ラップにちょっと耳が慣れてきたくらいの初心者にオススメしたいです。コレ。そのくらいの時にコレ聞いたらラップって面白いな〜って思うもの。僕もそうだったから。


全体的にトラックは地味だったり渋かったりで、アゲアゲの曲はあんまないかな。「ねぇD(LADY)」って曲は珍しくポップというかちょっとキラキラ感のあるトラックでアルバムの中じゃちょっと浮いてるけどイイ。「マイクにガツン☆」「Murda!!!!」「恋はオートマ」あたりが好きです。特に「恋はオートマ」は名曲だと思います。みんな言うけどね。オシャレ曲だね。あーでも僕が一番好きな曲は「もしも明日が・・・ (Fogot Me Not)」だな。これは「もしも明日がおれの命日なら・・」っていうフレーズから入る、かなり渋カッコイイ曲。これが最後にくるのも渋カッコイイ。


ゲスト陣はあんまり目立ってないけど、それ故「DABOのアルバム感」が出てて好き。DELI、SUIKEN、P.H.に至っては聞き終わってから、あれ?いたの?って思った。でも、TOKONA -Xだけは別。なんかもうトコナさんはラップうまいとかヘタとかじゃなくてヴァイヴスでもってかれるからカッコイイね。ZEEBRAとかDABOとかSEEDAとかのラップまねしてましたってラッパーがこれからもたくさん出てくると思うけど、TOKONA-Xに似た人は出てこないと思う。だってたぶん売れないもの。あれはトコナさんだからヤラれちゃうんだな。あれはヴァイヴスとしか言いようがないよ。トコナさんて小さいころからあの声なのかな。小さいころからあの声なのかしら。だとしたらたぶんイジメられてたと思うね。あだ名はオッチャンだな。間違いなく。ことあるごとにオッチャンいじり。たぶん音楽の時間とか本読みがある国語の時間とかが少年トコナくんはキライだった。モテないからバレンタインデーとかもキライだった。うん。大丈夫。僕もキライだった。気持ちはわかる。教室に入った瞬間にわかる男女共に浮ついた感じ。男子はムダに放課後ちょっと残って、もしかして貰えるかもって思ってる感じ。そんなバレンタインが少年トコナくんはキライだった。そんな頃にトコナさんは、待ってるだけじゃダメなんだ、狙われるよか狙う方がえーわ、と思うようになったんだと思う。


何の話だ。話がそれた。まーとにかく「HITMAN」は、イイと思う。
でもあの歌詞カードの見にくさはダメだと思う。